本を読む

点検読書

質の高い、読むべきである本を手にしたいが、いちいち中身を吟味して選ぶ時間はありません。  そこで本の品定めをすべく下読みをします。

そのためには目次を見ます。  著者は目次を作ることに相当な時間をかけているものだからです。

索引がついている場合は、そこを見るのも重要です。 又、カバーに書いてあるのは自己宣伝ばかりではありません。  著者が自分の本の論点を要約していることもあります。

本の議論のかなめとなる章に目を通します。 ところどころ拾い読みをするわけです。

ゆっくり丁寧に読んで、完全に理解しなければならない本はごくわずかしかありません。

難解な本を読むには

はじめて取り組む本は、とにかく読み通すことだけを考えます。  理解できない箇所があっても、考え込んだりせず、 先へ進みます。 再読すれば、ずっとわかるようになるに違いありません。

良い本は読者にとって難解なものです。 むずかしいぐらいの本でなくては、 読者にとって良い本とはいえません。 そういう本に向かって読者は背伸びをし、 自分をそこまで引き上げなくてはなりません。 本の余白には、色々メモをします。

プロット(小説、脚本の筋書)

『トム・ジョーンズ』のプロットは、

  1. 若者が娘に会う
  2. 若者は娘を失う
  3. 若者は娘を得る

という型です。これはすべてのロマンスのプロットです。 世の中にプロットと呼ばれるものは、少ししかありません。

プロットは同じなのに、面白い話とつまらない話の違いが生まれるのは、著者がそれをどう料理するかにかかっています。

文学書と教養書の違い

教養書が伝えるものは、知識です。 読者がすでに経験したことや、これから経験するかもしれないことについての知識です。 文学書が伝えるものは、経験それ自体です。

小説の読み方

小説は一気に読むものです。 長編小説でも、できるだけ短時間で読むようにします。

悪い本

熟練の読者が、どんなに努力して読んでも統一性が見いだせないような本は、 たとえ評判が良いものでも悪い本と思ってよいものです。 一方、 著者にしてみれば、たとえ読者に誤解されて的外れな読み方をされても、抗議することもできません。

本を睡眠薬に

恐ろしく難解な本や退屈な本を手に寝床へつき、照明を暗くして読めば、 2、3分のうちにたちまち寝てしまうことうけあいです。

参考文献


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